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月別アーカイブ: 2025年7月

小浜あぐりの米米日記~はるしずく~

皆さんこんにちは!

小浜あぐり合同会社、更新担当の中西です。

はるしずくってどんなお米?

知る人ぞ知る“やさしい味わい”が魅力の新しいお米

当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、当農園でも自信を持って育てているお米「はるしずく」について、たっぷりとご紹介したいと思います。

「はるしずくって聞いたことあるけど、どんなお米なの?」
「他のお米と何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、このブログでは、“はるしずく”の特徴や味わい、栽培のこだわりなどをわかりやすくお届けします。


はるしずくとは?

「はるしずく」は、比較的新しい品種で、福岡県の筑後地方などで栽培されています。名前の通り、春のしずくのようにやさしく、みずみずしい味わいが特徴で、食べた瞬間にほっとするような、おだやかな甘みと口あたりが魅力です。

品種としては、病気に強く、育てやすく、しかも安定した収量があるということで、農家にとっても心強い存在。気候や環境に左右されにくく、安心・安全に育てられることから、最近では飲食店やご家庭でも注目が高まっています。


はるしずくの味の特徴

では、実際に炊いて食べたらどんなお米なのか、気になりますよね?

はるしずくは、次のような特徴を持っています。

  • 粒立ちがよく、つやが美しい

  • 粘りは控えめで、さっぱりした食感

  • 口に入れるとやさしい甘みがじんわり広がる

  • 冷めても硬くなりにくく、味が落ちにくい

このため、あっさりとしたごはんが好きな方や、お弁当やおにぎりをよく作る方に特におすすめです。また、お米そのものの味がシンプルなので、味の濃いおかずとの相性も抜群。カレーや生姜焼きなどにもよく合います。


こんな方におすすめ!

  • 毎日食べても飽きのこないごはんを探している方

  • お弁当やおにぎり用のごはんにこだわりたい方

  • あっさりした和食中心の食生活をしている方

  • 新しい品種のお米を試してみたい方

また、粒がしっかりしているので、炊き込みごはんやチャーハン、混ぜごはんにも向いています。実際に、「料理に使いやすい」とお料理好きな方からも高評価をいただいています。


農家としてのこだわり

私たちの農園では、このはるしずくの持ち味を最大限に活かすために、以下のような点にこだわって育てています。

  • 肥料は控えめにして、自然の甘みを引き出す

  • 田んぼの水管理を細かく調整し、粒のしっかりしたお米に育てる

  • 出荷前には食味検査を行い、一定の基準をクリアしたものだけを出荷

これらの努力が実って、「はるしずくって、なんだかやさしい味がするよね」とお客様から嬉しい声をいただくことも増えてきました。


最後に

「はるしずく」は、名前のとおり“やわらかく、しずかな存在”かもしれません。けれど、一度食べるとそのやさしい風味と食べ心地にきっと魅了されるはずです。

もしまだ食べたことがない方がいらっしゃれば、ぜひ一度手に取ってみてください。そして、食卓でそのやさしいおいしさを味わってみてください。

これからも当ブログでは、はるしずくを育てる過程や、ぴったりのおかずレシピなどもご紹介していく予定です。

次回もお楽しみに!

 

小浜あぐりの米米日記~チクゴイズミ~

皆さんこんにちは!

小浜あぐり合同会社、更新担当の中西です。

チクゴイズミってどんなお米?

九州の風土が育む、おいしさと安心のブランド米

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、私たちの農園・地域でも栽培しているお米、「チクゴイズミ(筑後泉)」についてご紹介します。

「チクゴイズミって聞いたことあるけど、どんな特徴があるの?」「コシヒカリやヒノヒカリとは違うの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実はこのお米、福岡県・佐賀県などの筑後川流域を中心に栽培されている、知る人ぞ知る“実力派”のお米なんです!


チクゴイズミの特徴って?

まずは、チクゴイズミの主な特徴をご紹介します。

1. 香ばしくて風味豊かなお米

チクゴイズミは、炊きたてはもちろん、冷めても香ばしい風味としっかりした噛みごたえが特徴です。口の中で広がる、素朴でまろやかな甘みは、まさに“田舎のごちそう”という言葉がぴったり。おにぎりや混ぜご飯にすると、その旨みがさらに際立ちます。

2. 麦との相性が抜群!

福岡県では**「麦ごはん文化」**が根付いており、押し麦やもち麦と一緒に炊く「麦入りごはん」が定番の家庭も多いです。チクゴイズミは、その麦と絶妙にマッチする品種として長年親しまれています。香りや粒感のバランスが良く、モチモチになりすぎず、麦との食感の差が楽しめる点が魅力です。

3. 農家さんにもやさしい、育てやすさ

農家目線でいうと、病気に強くて栽培しやすいのもチクゴイズミのいいところ。イモチ病などに比較的強く、倒伏しにくいので、自然環境の変化にも柔軟に対応できる丈夫なお米です。こうした特性も、長く地元で愛されてきた理由のひとつなんですね。


チクゴイズミと他のお米との違いは?

「ヒノヒカリやコシヒカリと比べてどうなの?」という質問をよくいただきます。

  • ヒノヒカリはやや粘りが強く、もっちりとした食感が特徴。

  • コシヒカリは甘みと粘りのバランスがよく、全国的な人気があります。

  • チクゴイズミは、どちらかというとあっさりめで、“噛んで味わう”系のお米。

つまり、チクゴイズミは「毎日食べても飽きのこない、しみじみおいしいごはん」といった感じ。おかずとの相性がよく、和食はもちろん、洋食やカレーともよく合います。


どんな人におすすめ?

  • おにぎりやお弁当をよく作る方

  • 麦ごはんが好きな方

  • 地元のお米で安心・安全なものを選びたい方

  • もっちりより“あっさり派”の方

  • 炊きたてより“冷めたごはんがおいしい”と感じる方

そんな方には、チクゴイズミがぴったりです。


最後に

チクゴイズミは、派手さはありませんが、食べればわかる“やさしいおいしさ”が魅力のお米です。地域の気候風土と、農家さんたちの丁寧な手仕事によって育てられてきたこのお米を、ぜひ一度味わってみてください。

当農園でも、チクゴイズミの魅力をもっと多くの方に知っていただけるよう、栽培の様子やおすすめの食べ方なども今後ブログで発信していく予定です。

次回もお楽しみに!