-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2025年10月 日 月 火 水 木 金 土 « 9月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

皆さんこんにちは!
小浜あぐり合同会社、更新担当の中西です。
目次
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、私たちの農園・地域でも栽培しているお米、「チクゴイズミ(筑後泉)」についてご紹介します。
「チクゴイズミって聞いたことあるけど、どんな特徴があるの?」「コシヒカリやヒノヒカリとは違うの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実はこのお米、福岡県・佐賀県などの筑後川流域を中心に栽培されている、知る人ぞ知る“実力派”のお米なんです!
まずは、チクゴイズミの主な特徴をご紹介します。
チクゴイズミは、炊きたてはもちろん、冷めても香ばしい風味としっかりした噛みごたえが特徴です。口の中で広がる、素朴でまろやかな甘みは、まさに“田舎のごちそう”という言葉がぴったり。おにぎりや混ぜご飯にすると、その旨みがさらに際立ちます。
福岡県では**「麦ごはん文化」**が根付いており、押し麦やもち麦と一緒に炊く「麦入りごはん」が定番の家庭も多いです。チクゴイズミは、その麦と絶妙にマッチする品種として長年親しまれています。香りや粒感のバランスが良く、モチモチになりすぎず、麦との食感の差が楽しめる点が魅力です。
農家目線でいうと、病気に強くて栽培しやすいのもチクゴイズミのいいところ。イモチ病などに比較的強く、倒伏しにくいので、自然環境の変化にも柔軟に対応できる丈夫なお米です。こうした特性も、長く地元で愛されてきた理由のひとつなんですね。
「ヒノヒカリやコシヒカリと比べてどうなの?」という質問をよくいただきます。
ヒノヒカリはやや粘りが強く、もっちりとした食感が特徴。
コシヒカリは甘みと粘りのバランスがよく、全国的な人気があります。
チクゴイズミは、どちらかというとあっさりめで、“噛んで味わう”系のお米。
つまり、チクゴイズミは「毎日食べても飽きのこない、しみじみおいしいごはん」といった感じ。おかずとの相性がよく、和食はもちろん、洋食やカレーともよく合います。
おにぎりやお弁当をよく作る方
麦ごはんが好きな方
地元のお米で安心・安全なものを選びたい方
もっちりより“あっさり派”の方
炊きたてより“冷めたごはんがおいしい”と感じる方
そんな方には、チクゴイズミがぴったりです。
チクゴイズミは、派手さはありませんが、食べればわかる“やさしいおいしさ”が魅力のお米です。地域の気候風土と、農家さんたちの丁寧な手仕事によって育てられてきたこのお米を、ぜひ一度味わってみてください。
当農園でも、チクゴイズミの魅力をもっと多くの方に知っていただけるよう、栽培の様子やおすすめの食べ方なども今後ブログで発信していく予定です。
次回もお楽しみに!